有馬記念:やっぱり強かった! ディープインパクト

第51回有馬記念、後方で待機していたディープインパクトは、残り600メートル付近から徐々に前に出て、直線半ばで早々と抜け出た。ゴール前では武豊騎手が手綱を緩める圧勝だった。

武豊騎手のコメント
「プレッシャーはあったが、ディープがよく頑張ってくれた。2年間一緒に過ごせたことは本当に幸せだった。ファンの熱心な声援に力づけられた」


見事に引退レースを飾ったディープインパクト。生涯成績は以下の通り。

戦績14戦12勝(内海外1戦0勝)。
G1勝ち鞍:皐月賞・ダービー・菊花賞・天皇賞(春)・宝塚記念・ジャパンカップ・有馬記念
総収得賞金14億5455万1000円

有馬記念:ラストラン ディープインパクト

ディープインパクトは、24日の第51回有馬記念・G1(中山、芝2500メートル)を最後に現役を引退。同日のレース後に引退式がとりおこなわれる。

今年の夢のグランプリは、ターフを去る「怪物」にすべての関心が集まっている。

有馬記念は、初めて敗戦を味わった因縁のレース。昨年は、レースのちょうど1週前の日曜から雪の影響を受け、追い切り日も二転三転。歯車を狂わされたディープは、ハーツクライから半馬身差の2着に敗れている。

雪辱なるか? 7冠を達成するディープインパクトを見たいものだ。

ジャパンカップ:ディープインパクト 6冠

ディープインパクトは終始最後方で待機したままで、第3コーナーから徐々に前へ進出、直線に向くと内に入ったウィジャボードを初めとする他馬を一気に捲くり、最終的にはドリームパスポートに2馬身差をつけ優勝した。

レース後は武豊がウイニングランを行い、ファンに復活をアピールした。そして表彰式に出るときにファンと一緒になって万歳三唱をした。

記念撮影では武豊の5本指に金子オーナーの1本指が加わって六冠を表す6本指が出来た。

凱旋門賞:ディープインパクト 3位入線も失格

凱旋門賞は8頭という史上2番目の少頭数で行われた。

直前の各ブックメーカーのオッズでは、ハリケーンラン・シロッコとともに3強の一角に押された。

レースでは好スタートから先行策でレースを進め、残り300m地点で一旦先頭に立つも、終始ディープインパクトをマークしていた3歳馬のレイルリンクに残り100m地点で、さらにゴール直前で牝馬のプライドにも抜かれ、3位入線に終わった。

レース後にはフランス競馬における禁止薬物イプラトロピウムが検出され、失格になった。

宝塚記念:史上7頭目、最速で10億円ホース誕生

京都競馬場は雨で馬場が悪かったが、ここでも後方から徐々に進出を開始、直線では馬場外目を鋭く伸び2着のナリタセンチュリーに4馬身差を付け優勝した。

同競走を優勝したことで史上7頭目、最速で10億円ホースとなった。

レース後の記念撮影で武豊は指を5本立てて五冠をアピールした。

天皇賞:ディープインパクト レコードを1秒更新する圧勝

スタートでは皐月賞・ダービー同様に出遅れ、道中は最後方から2番手の位置で折り合う。3コーナー付近から徐々に進出を開始し、4コーナーで先頭に起つとそのまま後続を全く寄せ付けず2着のリンカーンに3馬身半の差を付け優勝した。

勝ち時計は3分13秒4で、1997年の第115回競走でマヤノトップガンが記録した3分14秒4のレコードを1秒更新した。

レース後の記念撮影で武豊は指を4本立てて四冠をアピール。「この馬以上に強い馬が世界に存在するとは思えない」とコメントした。

有馬記念:ディープインパクト 2着、初黒星

古馬と初対決の有馬記念、単勝1.3倍の1人気に押されたが、ハーツクライの前に半馬身及ばず2着、初黒星を喫した。

レース後、武豊は「今日は飛ぶような走りではなかった」とコメントを残した。

菊花賞:史上2頭目の無敗の三冠馬が誕生

ディープインパクトが一周目のゴール板を正規のゴールと勘違いしてしまったため、スタート後からホームストレッチを過ぎるあたりまでかかり続けた。

向こう正面では落ち着きを取り戻し、直線に入ってからは先に抜け出したアドマイヤジャパンを交わし2馬身差をつけて優勝。史上2頭目の無敗の三冠馬が誕生した。

皐月賞・ダービーに引き続き、レース後の記念撮影で武豊は指を3本立てて三冠をアピールした。

単賞配当は、100円 の元返し。G1レースではシンザンの天皇賞以来40年ぶり。

日本ダービー:ディープインパクト 無敗の二冠

スタートは、皐月賞同様に後方からだったが、2着インティライミに5馬身の差をつけてレースレコードタイで圧勝。1992年のミホノブルボン以来、史上6頭目の無敗の二冠を達成した。

武豊は勝利ジョッキーインタビューで「この馬の強さに感動しています」語った。

皐月賞に引き続き、レース後の記念撮影では指を2本立てて二冠をアピールした。

皐月賞:ディープインパクト まず1冠

スタート直後に躓き出遅れるふりがあったものの、最後方から17頭のライバルを横目に最後は2着のシックスセンスに2馬身半の差をつけ勝利。

勝利ジョッキーインタビューで武豊は「いや、もうパーフェクトですよ。走っているより飛んでいる感じだったんで」と言葉を残した。

シンボリルドルフの主戦騎手・岡部幸雄が行ったパフォーマンスと同じく、レース後の記念撮影で武豊は指を1本立てて一冠をアピールして見せた。

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